ひき逃げした場合、どのような流れで逮捕される?
みなさんこんにちは。
速報ということで、こんなニュースが飛び込んできました。
<速報>交通事故後に逃げていた男を逮捕 札幌市東区
https://www.stv.jp/news/stvnews/sh87dd00000019t0.html
今年の8月、北海道札幌市東区内で起きた交通事故を起こした後、現場から逃げていた男を10日午前に逮捕した、とのニュースですね。
逃げていた男は、交差点で乗用車と衝突する事故を起こし、乗用車を運転していた男性に怪我をさせ、その場から立ち去っていたそうです。
逮捕された男は、事故を引き起こす前に不審車両としてパトカーに停止を求められていたにも関わらず、逃走していたとのこと。
なにか逃げなければならない理由があったのでしょうか?
他の事件との関連も想像されるようなニュースでした。
というわけで今回取り上げてみたいのが、「ひき逃げした場合、どのような流れで逮捕される?」というものです。
交通事故で被害者に大きな怪我を与えたり、飲酒や無免許といった悪質性がある場合、基本的には現行犯逮捕されることになります。
交通事故後は、警察への通報が義務付けられていますから、その時に逮捕といった流れになるわけですね。
しかし、交通事故後に逃走して、現行犯逮捕とならなかった場合、どのような流れで逮捕されてしまうのでしょうか?
ひき逃げをした場合、後日加害者が特定されて逮捕されることになります。
今回とまったく同様のケースですよね。
後日逮捕のパターンとしては、以下のとおりです。
①警察に呼び出される
②警察が逮捕しにくる
基本的には①のパターンになるケースが多いでしょう。
逮捕のために呼び出されるというよりは、聞き取り捜査のために呼び出され、その結果、そのまま逮捕されるという形が多くなっています。
とはいえ、警察に呼び出されたからといって、必ず逮捕されるわけではありません。
取り調べ後に帰宅できることもあります。
②のパターンとしては、警察が家にまでやってきて逮捕されるというもの。
時間帯としては、加害者が家にいる可能性が高い早朝に行われることが多くなっています。
以上が主な後日逮捕のパターンですが、いずれも裁判へと発展した場合、とても心証の良い行動とは言えません。
もし、あなたがひき逃げをしてしまったのであれば、自主するのがもっとも刑罰を軽くできる可能性のある行動と言えるでしょう。
人との接触事故を引き起こしてしまった場合、どうしても気が動転してしまうものですが、その場から逃げ去るようなことはせず、必要があれば救護活動をし、しっかり警察に連絡をして、自身が犯した罪を受け入れるようにしてくださいね。
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